
足尾野生動物観察会(2016年春)
2016年6月11(土)・12日(日)の2日間、栃木県足尾にて自然観察会を行います。 例年、ツキノワグマやカモシカ達と出会える観察会です。 下記、日程です。 日程:2016年6月11(土)・12日(日) 雨天決行 集合:わたらせ渓谷鉄道 間藤駅 1日目 13:30 または直接宿泊先へ 解散:わたらせ渓谷鉄道 間藤駅 2日目 14:30 宿泊先:栃木県日光市足尾町銀山平「足尾温泉 かめむら別館」 Tel:0288-93-2218 定員:8名 参加費:2日間 大人12000円 小学生9000円(一般) 12日(日)のみ参加の場合、大人11000円 小学生8000円(一般) ※小中学生は保護者同伴でお願い致します。 ※この度定員を超えるお申込みがありましたので、募集を締切らせていただきました。 大変申し訳ございません。 #photo #足尾 #ツキノワグマ

足尾野生動物観察会(2015年春)
2015年6月13・14日の2日間、栃木県足尾にて行われた自然観察会へ参加しました。 足尾と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは足尾銅山です。足尾銅山は、明治時代、国内一の産出量を誇る銅山でした。しかし、その一方で、日本の公害問題の原点とも言われる鉱毒事件でも知られています。 銅を取り出す時に発生する化学物質が渡良瀬川に流れ込み、魚の大量死を招き、流域の農作物にも大きな被害を与えました。また、精錬時の燃料による排煙、精製時に発生する鉱毒ガス(主成分は二酸化硫黄)は森の木々を枯らしました。 荒廃した足尾地区の森林を復元するため、1897年より足尾に治山事業がはじまり、以後、現在でもNPOによる植林が続けられています。しかし、一度木を失い土壌を喪失した土地は次々と崩れ、21世紀となった現在もその崩壊は続いています。 現在回復の途にある足尾の森は、野生生物の観察に非常に適しています。地を覆う木々に邪魔されることなく、野生生物の観察ができるからです。また、ツキノワグマなど接近が難しい野生生物についても、一定の距離(300~400メートル)を保って観察を行うこと